こんにちは、どらおです。
実は、先日念願の株式投資デビューを果たしました。
銘柄は米国株のウーバー・テクノロジーズ。
日本ではUber Eats で有名な、あのUberです。
今回なぜUber株を買ったのか解説したいと思います。
投資スタイル
投資する上での目的は人それぞれあるとは思いますが、自分の目的は「資産を増やすこと」、ただそれだけです(ろくに資産ありませんが(´Д`))。
そのため、投資する以上はその銘柄が値上がりするものを狙います。
また、投資期間としては、長期保有前提です。
今回(2022年現在)のようなFRBによる金融引き締めがくる場合など、明らかに株価が下がっていくことが予想できる場合には、状況をみて売却もあり得ますが、基本的にはバイアンドホールドを考えています。
さて、前述したように自分の投資の目的は「資産を増やすこと」になります。
つまり、株価が上がってくる銘柄を見つけることが重要になってくるわけですが、自分は銘柄を見つけるにあたり、
- 成長余地のある国
- 成長余地のあるセクター
- 経済的な堀のある企業
- 割安
を意識してみました。
検討した結果、Uberがでてきたわけです。
成長余地のある国
まず、成長余地のある国に投資することを重視します。
1990年くらいまでの日経平均株価の推移をみてもらえれば分かるんですが、成長余地のある国の企業の株価は半端なく上昇します。
じゃあ、成長余地のある国はどこなの?って話になりますが、2050年での予測GDPの世界順位は
- 中国
- インド
- アメリカ
- インドネシア
- ブラジル
- ロシア
- メキシコ
- 日本
- ドイツ
- イギリス
のようです。
(https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/world-in-2050-170213.html参照)
現時点でのGDPランキングと比較すると、成長余地のある国は、
- 中国
- インド
- アメリカ
- インドネシア
- ブラジル
- ロシア
- メキシコ
あたりになりますね。
Uberは、このうちインド、アメリカ、ブラジル、メキシコにて事業を展開しています。
また、こちらの資料を確認する限り、Uberは北米、南米、欧州、中東、アフリカ大陸、オセアニアに事業を展開しているグローバル企業です。
世界全体が今後も経済成長を遂げることが想定されます。
とすれば、世界で事業を展開しているUberは世界の経済成長を取り込めるんじゃないかなと思うわけです。
以上より、Uberは成長余地のある国で事業を展開しているとみなしていいのではないかと思います。
成長余地のあるセクター
次に、成長余地のあるセクター(業界)に投資することを重視します。
今後成長余地のあるセクターはどこなの?って話ですが、下の動画を見れば私は自動運転の未来がくるだろうなって思うんですよね。
また世界の自動運転車の市場規模は、2021年時点では944億3000万ドル、2030年までに約1兆8084億4000万ドルに成長すると予測されています。
したがって、自動運転業界は成長余地のあるセクターとみなしていいのではないかと思います。
では、Uberは自動運転と関連性があるの?という話になりますが、自分は関連性があると考えます。
Uberは、
- 配車事業のUber
- 食品配達事業のUber Eats
- 貨物配車事業のUber Freight
と3つの事業を展開しています。
このうち、日本に馴染みがあるのが②のUber Eats ですが、Uberはもともと配車事業を展開していった会社です。
配車というのは、アプリでドライバーを呼び出してドライバーの運転する車で目的地まで連れて行ってもらうということです。
貨物配車というのは、アプリでトラックドライバーなり軽貨物ドライバーを呼び出して目的地まで商品を運んでもらうということです。
さて、Uberは現状利益を出せてないんですが、利益を出せない一つの要因として、ドライバーに支払う人件費が結構かかっていることが挙げられます。
しかし、自動運転が実現すると、おそらく人件費を大幅にカットできます。
人が運転するわけじゃないから当然ですよね。
つまり、自動運転の普及はUberにコストカットをもたらします。
だから、自動運転が普及することでUberは経費が下がって結果的に利益が増えると思うんですね。
自動運転の普及がUberの3つの事業の売上にどれだけ貢献するかは未知数ですが、Uberは成長余地のあるセクターで事業を展開しているとみなしていいのではないかと思います。
経済的な堀のある企業
経済的な堀のある企業というのはウォーレン・バフェットさんの言葉でして、私は代替性のない企業、再現性のない企業と解釈しています。
今回株式投資デビューを果たす上でこちらの本にて勉強させていただきました。
↑個人的に神本だと思います。
代替性のない企業、再現性のない企業とは、例えばコカ・コーラですね。
コカ・コーラを飲みたければ、コカ・コーラ社から買うしかありません。
コカ・コーラを売っているのは、コカ・コーラ社だけだからです。
コカ・コーラと全く同じ商品をつくれる企業が他にあれば、コカ・コーラ社は代替性のない企業、再現性のない企業にあたらなくなります。
しかし、100年以上の歴史をもつコカ・コーラと全く同じ商品がこれまででてきてない以上、その可能性は極めて低いでしょう。
これが代替性のない企業、再現性のない企業であり、経済的な堀のある企業です。
なぜ、代替性のない企業、再現性のない企業が強いかといえば、価格競争に巻き込まれないからです。
そして、インフレがあっても物価上昇分を消費者に価格転嫁できます。
結果的に、代替性のない企業、再現性のない企業の株価はインフレがあった場合にそれに伴い上昇します。
では、Uberは経済的な堀のある企業といえるのか。
前述のように、Uberは3つの事業を展開しているわけですが、その本質はマッチングアプリを提供している企業だと思うんですね。
配車部門は、ドライバーと乗客をマッチングさせるアプリ
食品配達部門は、飲食店と注文者と配達パートナーをマッチングさせるアプリ
貨物配車部門は、荷主と荷受人とドライバーをマッチングさせるアプリ
つまり、プラットフォームです。
皆さん、ネットで買い物する時、amazonか楽天か Yahoo!ショッピングで買い物しませんか?
自分は、ほとんどAmazonか楽天です。
なぜ、Amazonか楽天で買い物するかといえば、もう定着しているからです。
もうどちらの企業もEC市場で大きなシェアを獲得しているわけですね。
正直、今後amazon、楽天、Yahoo!ショッピング以外の企業で日本のEC市場でトップになる企業はあらわれないんじゃないかと思います(特定分野を除く)。
そして、Uberも配車部門で既に大きなシェアを獲得しています。
もうアメリカやインドなどの世界各国では、配車=Uberのイメージが一般大衆に根付いているんじゃないかと思うわけです。
今から後発企業がUberの真似をしてUberに追い抜くのは難しいんじゃないかと思うんですね。
つまり、配車サービスという市場でUberというプラットフォームは、もう代替性のない、再現性のない存在になってるんじゃないかと思うんです。
それに、自動運転が実現したら大量の走行データが必要になると思うんですが、もうすでに大量の走行データを取得しているとも思われるUberに優位性があります。
だから、Uberを代替、再現するのは困難じゃないかと思うわけです。
以上より、Uberは経済的な堀のある企業とみなしていいのではないかと思います。
比較的割安になった
今年(2022年)にFRBによる金融引き締めに基づく株価暴落でUber株が比較的割安になったってところも購入した決めてになりました。
今年の1月には高値で株価45.9ドルだったんですが、米国株デビューした6月に20ドルで購入しました。
まとめ:Uber株を買ってみた
以上、自分がUber株を買った根拠について解説しました。
まとめると、株式投資をする上で
- 成長余地のあるマーケットでビジネスをしている企業
- 経済的な堀のある企業
- その企業の株価が比較的割安なこと
を意識してUberに投資をしました。
将来、どこかに移動したい時、アプリで自動運転の自動車を呼び出して、自動運転の自動車が目的地まで連れて行ってくれるようになるんでしょうね。
日本では規制の問題からどうなるかは不透明ですが、世界各国では一般的になる気がします。
低額にはなりますが、これからバーゲンセールが終わるまでUberに毎月課金していくつもりです。
Uberの将来に期待です!
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