10年後の自分は無事司法試験に合格し、弁護士になっているのだろうか?
10年後の自分は司法試験を断念し、違う道を歩んでいるのだろうか?
10年後の自分は未だ司法試験合格を諦めきれず、試験勉強を継続しているのだろうか?
10年後どうなっているのか全くわからない。
今回は、必ずくる10年後に備えて10年後後悔しない最善の選択を今のうちに考えてみた。
メイクマネー
お金の問題に関してはしっかりと向き合っていなければ人生がきつくなるということは現時点でも分かる。
10年後の収入源をどうするか?
今の収入源はフードデリバリー配達員としての収入と金融トレードの収入。
10年後、フードデリバリー配達員の仕事はどうなっているんだろう。
個人的には将来性のある仕事だとは到底思えない。
金融トレードの仕事は10年後も確実にあるだろう。
今後もマーケットと向き合って金融トレーダーとしてメイクマネーしていく予定だ。
お金の問題以外にも健康や人間関係にも気を使う必要があるのはもちろんだ。
しかし、お金がなければ最低限の健康を維持することもままならないし、自尊心が低くなり良好な人間関係の維持も困難になる可能性がある。
そのため、司法試験の勉強を継続していく上でお金の問題についてしっかりと向き合っていくつもりだ。
投資
私は、論文のレベルがポンコツド底辺レベルだ。
ポジティブに考えれば伸びしろが十分あるとみることができる。
ネガティブに考えればそもそも適性がなく伸びしろが全くないとみることもできる。
どれだけ努力しても適性がないものに時間・労力をつっこむのは有限である人生の無駄使いだ。
そこで、予備校の講座や個別指導、論文の添削指導など有料サービスを利用して論文の実力アップに最善を尽くしたいと思う。
やはり受験指導のプロに頼った方が効率的だと思うのである。
最近でいえばBEXAの中村先生の4S基礎講座という講座を購入した。
論文のレベルがポンコツド底辺レベルの私がいろいろな情報を集めた結果、中村先生の4Sという手法は合格答案を書けるようになる上で再現性のある論文処理手順であるように思えたからだ。
10年後後悔しないためにも今後も必要なサービスには投資していきたいと思う。
撤退
受験指導のプロに頼って相変わらず論文のレベルがポンコツド底辺レベルであれば流石に司法試験から撤退しても納得するかもしれない。
だって、もうどんなに頑張っても無理なものは無理なんだから。
ただ現時点では、司法試験は所詮ペーパー試験であり正しい方法でレベルに応じた訓練を継続していけば合格レベルに到達するものだと思っている。
そう、運や才能によって左右される代物ではなく努力が報われるものだと思っているのだ。
とにかく、「もうここで諦めても将来後悔はないな。だって自分には司法試験合格は不可能だったんだから」って思えるまで挑戦を続けるつもりだ。
法科大学院
今は予備試験ルートでの司法試験合格を目指しているが、仮にトレード・投資がうまくいきまとまった資産が手に入ったら法科大学院進学も視野に入れようと思う。
予備試験に合格するのはやはり茨の道すぎると思うからだ。
法科大学院は経済的事情で視野に入れていなかったが、弁護士へのなりやすさを考えたら予備試験経由よりも法科大学院経由の方がイージーだと思う。
それは合格者/短答合格者のパーセンテージを見てそう思うからだ。
令和3年司法試験結果
→1,421人/2,672人=53.18%
令和3年司法試験の採点結果
令和3年予備試験論文式試験の結果
→479人/2,619人=18.29%
令和3年司法試験予備試験論文式試験の結果
※法務省HP引用
私は、司法試験の短答については間違いなく合格できるという自信、いや確信がある。
そして司法試験の場合、短答合格者のうち約2人に1人以上が論文試験に合格できるのだ。
対して予備試験の場合、短答合格者のうち約5人に1人以下しか論文試験に合格できない。
もちろん数字のマジックがあるのは十分理解できる。
しかしそれを加味しても、短答合格者が母数になっており司法試験と予備試験の短答難易度に相違がない点(一般教養や下4法がある点でむしろ予備試験の方が難易度が高いと思っている)、司法試験と予備試験とで短答合格者数にそこまで開きがみられない点に鑑みると、やはり予備試験より司法試験の方がイージーに思えてしまうのだ。
もっとも法科大学院に通うのであれば、①確実な合格と②経済的なバックアップが必要だろう。
法科大学院進学に多額の費用がかかる点、進学中は仕事をする時間的余裕がなく収入の見込みが得られない点で計画性なく法科大学院へ進学するのはかなりリスキーだからだ。
私の場合あくまで根拠のない感覚的なものだが、予備試験論文試験で3桁順位に至ることで①司法試験合格も視野に入ってくるように思える。
また、金融トレードで結果をだして今後も結果を出していける自信がついた時点及び金融トレード・投資である程度の資産を築けた時点で②経済的なバックアップも視野に入ってくるように思える。
以上より、①確実な合格と②経済的なバックアップの目途がたったら法科大学院進学も視野に入れようと思う。
まとめ:司法試験と10年後の自分
以上まとめると、10年後後悔しないために、
- 勉強期間中もお金の問題に向き合うことを忘れない
- 必要な有料サービスには投資する
- 論文合格の目途が全く立たなければ撤退する
- 場合によっては法科大学院進学の可能性も視野に入れる
ということになる。
人生は有限だ。
若さが失われていくことを実感する今日この頃、後悔しないよう最善の選択をしていきたいと思っている。
後悔しないということをゼロにするというのは難しいとは思うが、最悪の事態を想定し最善策を考えておくことは将来後悔することの少なさにつながってくるように思える。
というわけで、今回は司法試験と10年後の自分についてのお話でした。
コメント